コンサルティング営業という新しいスタイル

生命保険会社としては異色の存在ともいえるソニー生命ですが、母体はソニー(株)で、創業者の盛田昭夫氏がアメリカのプルデンシャル生命保険(ソニーの株主でもあった)と共同で日本にデビューさせた生命保険株式会社です。

現在ソニーグループの金融部門(ソニー生命、ソニー損保、ソニー銀行)の持株会社の代表格で、東証一部に上場しています。

営業スタイルは従来の「女性が保険を売る」ものではなく、男性が扱います。

また営業担当はすべて保険専業であって、パートや契約社員ではありません。

自らをライフプランナーと称し、顧客に保険商品の仕組みと必要な保障額を将来にわたってシミュレーションすることで、一から保険を作り上げる手法を取っています。

従来の保険が「つきあいで加入」「パターン化した商品を勧められるごとくに契約」といったものだったのに対して、保険が本当に必要なのか、何が必要かということを顧客に理解させることが、最大のポイントとしています。

そのために、営業マンは、公的な年金制度や健康保険制度、介護保険などの仕組みから税金に至るまで、非常に多岐にわたった情報と学習を要求され、ライフプランに必要な項目を徹底的に叩き込まれた上での営業スタイル、となっています。

また、生命保険そのものの仕組みという、まったく新しいコンセプトから顧客の心をつかむため、商品そのものが従来の保険会社とは異なっています。

貯蓄目的、死亡保険、医療保険、貯蓄+死亡保険など、その特色などを説明する上でのさまざまなツールが特徴的。

パソコンによる将来設計は非常に緻密に出来上がっており、顧客とライフプランナーが共同で顧客独自の保険を作り上げる作業など、契約にかける時間は、従来の保険会社よりも数倍にも及びます。

また、紹介制度による顧客獲得を基本としていますので、テレビや新聞などのコマーシャル、などにはほとんど経費をかけない社風です。

現在の日本での生命保険会社売り上げ規模では、第10位程度です。

ソルベンシーマージン(これは、保険会社の体力を示す指数。

一年間に保険会社に契約する全ての顧客が死亡したとして、支払う余力がどの程度あるか、という指数。

ちなみに200%が金融庁の最低限度数値。

200%とは年間の死亡者が契約数の2倍まで保険金支払いの余力があるということ)は2255.3%(平成25年度第1四半期)。

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