現在その動向が注目される外資系保険会社のひとつ

外資系生命保険会社であるイギリスのプルーデンシャルグループの傘下、ピーシーエー生命は、医療保険・変額個人年金保険と経営者のための保険のみに特化した商品販売をしていましたが、現在は新規販売を中止しています。

もとはオリエントリース(オリコ)傘下のオリコ生命を平成13年に買収したプルーデンシャルグループが、日本でピーシーエー生命と名前を変えて、営業を開始しました。

医療保険は終身保険タイプ、変額個人年金は最高保険金額が5億円と非常に高額で展開されています。

変額保険は運用型の商品のため、採用する会社はあったものの、現在継続販売している会社はごくわずかになっています。

これは、毎月決まった掛け金(保険料)を払い続けた結果、手にする死亡保険金は確定し、保証されているものの、年金タイプとして「満期保険金」として受け取る場合に、その額が確定していないリスクがある、という問題があるからです。

ピーシーエー生命の場合は、ファンドの数が16と比較的多く、いわば16の口座に掛け金を振り分けて運用してもらうわけですから、リスク分散とリターンの安全性をある程度担保していたのではないか、と考えてもよいでしょう。

ですが、この年金保険が保険ビジネスの主体となっていただけに、販売不振が結果として平成23年の販売中止及び、ピーシーエー生命すべての新規営業の中止に追い込まれた事実は隠しようがありません。

現在は既存契約の運用だけが続いており、新規契約がありませんので、その内情は全くわかりません。

ですが、最近SBIグループが、このピーシーエー生命の全株式を買収し新たにネット専業の生保として立ち上げる、ということを発表しています。

その動向が気になるところです。

なお、ネット専業の保険会社はアクサダイレクト生命保険と、ネットライフ生命の2社のみの現状、ここにピーシーエー生命とチューリッヒ生命が参入する、とマスコミで発表されています。

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