乳がんや子宮筋腫などの女性特有の病気に備える女性保険

女性保険とは、いろいろな病気の中でも女性特有の病気に罹患した時の保障が手厚い保険です。

平成20年の患者調査によると、女性特有の病気に罹患した総患者数は120万人と言われ、男女合わせての虫歯の罹患者数130万人と同じくらいの人数です。

女性特有の病気には、乳がん、子宮がん、卵巣がん、子宮筋腫、子宮内膜症、妊娠・出産に伴う合併症などがあります。

女性保険は医療保険なので、女性特有の病気以外の病気やケガでも入院給付金や手術給付金などは受け取れますが、女性特有の病気に罹患した場合は2倍の入院給付金が支払われるなど、保障が手厚くなっています。

基本的な保障内容は医療保険と同じですが、いくつかの特徴があります。

子宮筋腫や乳がん、流産、妊娠・出産に伴う合併症など女性特有の病気などで入院した場合に支払われるのが女性特有(特定)疾病入院給付金です。

保険会社によっては、関節リウマチや膀胱炎など女性がかかりやすい病気も保障しているところもあります。

形成治療給付金は、乳腺切除術、乳腺腫瘍摘出術、顔面の傷などに対する植皮術などに支払われる保障です。

女性保険は女性特有の病気などに備える保険ですが、女性だから女性保険に入るべきだというのは安易すぎます。

女性保険に加入している人からの請求で多いのは妊娠、出産に関わるものです。

中年期以降はガンに罹患する人も増えてくるので、女性特有のガンの保障だけを手厚くするよりも、ガンの保障を手厚くした方がいい場合もあります。

実際、女性が罹患するがんの1位は乳がんですが、2位は胃がん、3位は結腸がん(2005年)で、女性特有のがんが上位を占めるわけではありません。

女性保険は年齢などによって選択した方がいい場合と、女性特有の保障よりがんなどの保障を手厚くした方がいい場合があります。

妊娠や出産は多少のリスクを伴います。

また、近年子宮頸がんは若年層に多くなっています。

例えば、人生の一定期間だけ女性特有の病気に対する保障を手厚くしたいと考えるのであれば、保険料の安い定期保険タイプに加入するのも一つの方法です。

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