建物の外側の補償は火災保険、中身の補償は家財保険

火災保険は建物部分だけの補償ですので、例えば火災で家が全焼した場合、建物については補償されますが、焼失してしまった家財道具についての補償はありません。

火災保険だけでは建物の外側だけの補償で中身については補償されないということです。

家財保険は単独で入ることもできますが、ほとんどの場合火災保険とセットになっています。

火災などで建物と一緒に家財が焼失してしまった場合、近隣火災の消火活動などで家財が水濡れ被害にあった場合、地震や落雷、台風などの天災により家財が被害を被った場合などに補償されます。

家財保険の補償対象となるのは、生活するために使う道具全般です。

例えば、テレビや冷蔵庫などの家電製品、タンスやソファーなどの家具、パソコンやプリンターなど、生活に必要なものはほとんど家財になります。

ただし、食料品やトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの消耗品は含まれません。

また、家財に含まれるものの中でも美術品や貴金属、骨董品などで1個の価格が30万円を超えるものは家財保険に加入する際に明記しておかないと補償の対象になりません。

明記したものについても補償の上限は100万円なので、それ以上の補償が必要な場合は他の保険に加入しなければなりません。

ほとんどの場合、家財保険は火災保険とセットで加入しますが、火災だけでなく盗難や自然災害などによる被害なども補償されています。

ただし、火災保険に特約として付加した家財保険は、地震による家財の被害は補償されません。

例えば、地震により火災が発生して家財を焼失した場合は補償されますが、単に地震で家財が破損した場合などは補償されませんので、別途地震保険に加入しておく必要があります。

住宅ローンを組んだ場合、強制的に火災保険に加入することになりますが、家財保険が付いているか気をつけておかなければなりません。

もし火災で焼失した場合、火災保険の質権設定の第一順位がローン会社で、保険金は住宅ローンの残債にあてられるので、手元にはほとんど残りません。

しかし、家財保険は住宅ローンとは無関係で、保険金は手元に残るので、引っ越し先を探す時の資金として使うこともできます。

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