自動車保険の種類を知って必要なものを選ぶ

自動車保険には強制保険と任意保険があります。

強制保険はオートバイを含む自動車、原動機付自転車のドライバーに法律によって加入の義務があり、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と呼ばれます。

自賠責保険に未加入で運転した場合は法律により処罰されると同時に、運転免許停止となります。

自賠責保険の対象は、人身事故によりケガさせてしまったり死亡させてしまったりした場合の他人に対する補償だけです。

ここでいう他人とはドライバーとその自動車の所有者以外の人のことを指します。

自賠責保険の賠償金は死亡させてしまった場合でも3000万円と上限が決まっています。

しかし実際のところは金額的にこれだけでは足りない場合があります。

ドライバー自身のケガの治療費や自動車の修理、事故で破損させてしまった物の修理代なども必要になってきます。

そういう場合に助けになるのが任意保険です。

任意保険はその名前の通り加入の義務はありませんが、万一のことを考えれば加入しておくべきでしょう。

任意保険は大きく三つに分けられます。

まず一つ目は、事故の「相手の人や物に対する」保険です。

相手の人に対する保険を対人賠償保険と言います。

これは自賠責保険では足りない分を補償します。

相手の自動車の他、壁やガードレールなど破損させてしまった物を対象とする保険を対物賠償保険といいます。

二つ目は「ドライバー自身や同乗者に対する」保険で傷害保険と言います。

ドライバー自身を含む同乗者を対象とした保険が搭乗者傷害保険です。

またドライバー自分自身の過失だけで事故を起こした、他の人を巻き込まず単独での事故への保険を自損事故傷害保険といいます。

また相手の過失で起きた事故でも、相手が自賠責保険以外の保険に入っていない、あるいは賠償金を支払えない場合に適用されるのが無保険者傷害保険と言います。

公道を走る約15%の自動車が対人賠償保険に未加入である、と言われています。

三つめは「ドライバー自身の自動車に対する」保険で車両保険といいます。

事故で破損した自分の車の修理代などが支払われます。

これらの他に特約で、自分の過失がゼロの「もらい事故」の時も弁護士や担当者に交渉してもらえるものなども出ています。

任意保険は各保険会社によってサービス内容や価格が異なりますので、比較してみて自分に合うものを選ぶことが大切です。

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