自転車搭乗中のケガや高額な賠償請求に備える自転車保険

近年自転車による事故が増加しています。

先日も自転車と歩行者の接触事故で約1億円の高額な賠償を認めた判決が出ました。

警視庁の統計によれば、平成12年~22年の交通事故による負傷者の割合は自転車が16.8%、歩行者が7.7%で、自動車やバイク以外の交通事故は23.8%で交通事故全体の約4分の1を占めています。

自転車に乗っていて自分がケガをすることもありますが、第三者にケガをさせてしまい、高額な賠償を請求された時、支払いに困ってしまいます。

そういう場合に備えて入っておきたいのが自転車保険です。

実は、自転車保険という保険はありません。

傷害保険と個人賠償責任保険をセットにして自転車保険という名称で販売しています。

自転車事故に備えるためには、傷害保険と個人賠償責任保険に加入しておく必要があります。

傷害保険は自転車に乗っていてケガをしたり、歩いていて自転車とぶつかってケガをした場合に備える保険です。

個人賠償責任保険は、自転車に乗っていて第三者にケガをさせたり、家の壁や塀などにぶつかって壊してしまった場合などに備える保険です。

個人賠償責任保険は、自動車保険や火災保険、傷害保険などに特約として付加することもできるので、新たに自転車保険に加入しなくても、現在入っている保険に特約として付加するだけでいい場合もあります。

新たに自転車保険に加入する場合は、補償額などを確認する必要がありますが、安い保険料で手軽に加入できるものもあります。

例えばau損保が販売している自転車保険(自転車搭乗中等のみ保障特約付スタンダード傷害保険)は、月々の保険料100円で加入することができます。

ただし、この保険はケガによる入院や通院は対象外で、賠償責任は最大1000万円までなので、入院や通院、高額な賠償に備えたい場合は、月々280円からのプランも用意されています。

また、自転車を購入する際にTSマーク付帯保険やJCAなどの自転車関係団体の自転車保険自動加入システムを利用すると手軽に自転車保険に加入できます。

自転車の点検、整備をすることで自動的に自転車保険に加入できるTSマークは利用者が年々増えています。

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