高額療養費以外の入院・通院費用に備えて医療保険

万一の病気やケガの時に備えて入っておく保険が医療保険です。

病気やケガで入院した時、高額の医療費がかかってしまった場合、健康保険の高額療養費制度を利用すると自己負担限度額があり、一定の金額以上は支払わなくてもよくなります。

しかし、高額療養費として認められるのは医療に関わる費用で、差額ベッド代や入院中の食事代、先進医療にかかる費用などは高額療養費の計算に含まれません。

1日あたりの入院自己負担額の平均は13,129円で、内訳は医療費の自己負担額5,110円、食事代(3食)780円、差額ベッド代5,829円、家族の面会にかかる交通費、食費等1,500円です。

このうち、医療費の自己負担額については高額療養費が適用されるので1日あたり3,000円程度になりますが、それ以外の費用と合わせて1日あたり10,000円程度は自分で準備しなければならない費用になります。

1日、2日の入院であれば、1日10,000円程度の負担も大きなものではないですが、入院が長引くと費用の負担が大きくなるので、費用の補てんのためにも医療保険に加入しておきたいものです。

最近は、患者の負担を軽くするため、できるだけ入院期間は短くして、通院で治療をするような傾向にあります。

各社から発売されている医療保険もこの流れに沿ったものが多く、日帰り入院や1泊2日などの短期入院でも入院費用や入院給付金、手術を受けた場合は手術給付金が保障されています。

また、入院前や退院後の通院治療のために通院給付金も保障される保険が増えています。

先進医療特約は100円前後の保険料でつけることができます。

先進医療はガンの治療に使われることが多いですが、医療保険に先進医療特約をつけておくと、ガン治療はもちろん、ガン以外の病気の治療でも先進医療を受けた際には給付されます。

医療保険には終身払いの終身保険、60歳・65歳払い込み済みの終身保険、定期保険があります。

定期保険は10年など一定期間で更新されるので当初の保険料は安いですが、10年後の更新の際にはその年齢の保険料になるので、保険料が上がります。

終身保険の終身払いは比較的安い保険料ですが、一生保険料を払い続けることになるので、年金の中から払っていけるか考えておく必要があります。

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