学資保険か預貯金か、返戻率の考え方と預貯金利率との比較

学資保険を検討するとき、返戻率が気になります。

返戻率とは、加入者が支払う保険料の総額に対して、満期時に受け取ることができる「満期保険金+祝い金」の割合のことです。

返戻率の高いものほど貯蓄性の高い学資保険ということになります。

返戻率の計算は、(満期保険金+祝い金)÷払込保険料の総額×100=返戻率です。

貯蓄性を重視した学資保険を選ぶのであれば、返戻率が100%を切っているものは適当ではありません。

ただし、返戻率が100%を切っている学資保険は、病気やケガに対する保障がしっかりしていたり、万一加入者が保険期間中に死亡した場合に育英年金が支払われるなど、病気やケガ、万一の場合の保障が手厚くなっています。

貯蓄性を重視するのか、保障を重視するのかによって選び方は変わってきます。

また、学資保険と預貯金、どちらがいいのか比べる場合、返戻率には時間軸がないので、実際に預貯金した場合の利率に換算して比較してみる必要があります。

例えば、100万円を1年複利1%で運用すると、5年後には返戻率104.06%、10年後には108.29%、15年後には112,7%、18年後には115.42%になります。

1年複利0.1%で運用すると、5年後には100.4%、10年後には100.8%、15年後には101.21%、18年後には101.45%になります。

現在、学資保険で一番返戻率がいいと言われているのがフコク生命の学資保険で111.4%です。

次にアフラックの学資保険が105.3%、ソニー生命の学資保険105%が比較的貯蓄性の高い学資保険です。

1年複利1%で運用した場合、15年後には返戻率112.7%でフコク生命の返戻率を超えます。

アフラック、ソニー生命の返戻率105%は7年後には超えます。

返戻率だけを比較すると、1年複利1%で運用する預貯金の方がいいような気がしますが、実際には年利1%で運用できる定期預金などはほとんどありません。

金利がいいもので0.25~0.27%くらいです。

ただ、預貯金は現金化しやすく、使いやすいというメリットがあります。

使う時期なども考慮して、学資保険か預貯金か検討してみる必要があります。

このページの先頭へ