良く考えよう、保険を解約するといくら戻ってくるのか

一昔前だと、保険は貯蓄のようなもの、あるいはお金を増やすというイメージがあったかもしれません。

昔は世の中もそういう利回りの良い時代でした。

現在も、保険は貯蓄型の保険もありますし、解約すればお金は戻ってくるものもあります。

では、保険を解約するといくら戻ってくるのでしょうか。

学資保険などで、返戻率の高さを基に保険を選ぼう、などとネットで良く目にします。

貯蓄型の保険では、返戻率が定められていて、例えば終身保険などで考えると、50代より60代と年齢が上がるごとに返戻率が上がるようになっています。

つまり、年齢がまだ若い段階で解約すれば、返戻率は低く、ほとんど戻りません。

昔のイメージとあいまって、解約すればお金が入るとまとまった思われがちですが、全てのケースでそうではないのです。

保険は、契約者から支払われた保険料を基に、保険会社が運用する金融商品です。

そして、契約者から支払われたお金は、契約者に何かあった時に、保障されている額が支払われるようになっているのです。

基本的に、解約時には、終身で貯蓄型の保険は戻ってきますが、それ以外の定期保険などのようなタイプは、ほとんど戻ってこないと考えておいて良いでしょう。

様々な諸経費が引かれて、戻る形になるので、満期間際などでなければ、ほとんど解約返戻金というものは無い、あるいは解約してメリットがあることは無いと言っても過言ではありません。

そして、解約するということは、自費で対応できない何かが起きた際に、保障してくれるものを失うということです。

これは非常に恐ろしい状況で、せっかく手厚いサービスを受けられる保険に入っていても、解約した時点で、それら全て自費でどうにかしなければならないのです。

家族を遺して万一のことがあった場合、生活を保障するまとまったお金を、現金などで貯蓄しておけるものでしょうか。

簡単に解約することを選ぶより、なるべく保険を維持しておくほうが将来有益になると言えます。

また、定期保険などは貯蓄性も無いので、解約返戻金はほとんどありません。

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